ひとこと

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気付けば前回更新してから2年以上経ってた
(2023.10.25)

2013年8月17日土曜日

Oracle PL/SQL開発 No.3 -SQL Developerによるデバッグ-

現場ではSQL DeveloperとA5:SQL Mk-2を使って製造と単体試験を行っています。

SQL Developerでデバッグする方法をメモ。
ちなみに今回はプロシージャをステップ実行しています。


1.ユーザにデバッグ権限を付与する。
プロシージャのデバッグに必要な権限は以下の2つ。

・Debug Connect Session
・Debug Any Procedure

  GRANT DEBUG CONNECT SESSION ,DEBUG ANY PROCEDURE TO <ユーザ名>;




2.デバッグしたいプロシージャを、デバッグ用にコンパイルする。
「接続」のツリーからプロシージャ名を右クリックし、コンテキストメニューから「デバッグ用にコンパイル」を選択する。




3.デバッグ画面に移る
プロシージャ名をクリックすると、微妙にコードが整形されたデバッグ画面に遷移する。




4.ブレークポイントを設定し、デバッグを開始する。
ブレークポイントを設定したい行の行番号をクリックするか、その行でF5キーを押してブレークポイントを設定する。
ブレークポイントを解除する時も同様。
※処理が行われない行(コメント行など)にブレークポイントを設定しても意味がありません

その後、画面上方のデバッグボタンをクリックする。

赤い丸印がブレークポイント。てんとう虫がデバッグボタン。



5.引数がある場合は入力する。
デバッグボタンを押すとダイアログが表示される。
そのダイアログ中のコード部分に、引数の値を入力できる。
入力後、「OK」ボタンをクリックする。






6.ステップ実行する。
F8キーを1回押すと、処理が1行実行される。

ここで変数の値を監視することもできる。
監視したい変数をコード中で選択し、右クリックしてコンテキストメニューの「監視」をクリックする。

「監視」ツリーに選択した変数の現在の値が表示される。


監視機能はすごく便利だけど、カーソル属性は監視できない様子




こんなところかな
暇があったらいつかユニットテストの方法も書いておこう
レンジが僕を呼んでいる。炒飯食べてきます。